先輩たちのキャリアストーリー(硬式庭球部編)

2021年3月卒業生

自分で作ってみたい思いから
自律型ロボット製作で世界大会へ進出

自分でロボットを作ってみたい

幼い頃から工作など、ものづくりが好きでした。ロボットコンテストを見て、「自分で作ってみたい」と思うようになり、大学進学の際、神奈川工科大学のロボット・メカトロニクス学科を知りました。工学分野の基礎を身につけられ、ロボット開発を学ぶことができるので、迷わず進学しました。

WROの世界大会で5位入賞

2年次の「ロボット開発設計ユニット」の授業で、自律型ロボットを製作。WRO※JAPAN に出場し2位入賞となり、タイで行われた世界大会へ進出。5位入賞を果たしました。国が違って言葉が分からなくても、ロボット製作を通じて、分かり合える貴重な経験をしました。また、自分自身プログラムを組むより、全体の機構を考えたり、開発するほうが得意だということも分かりました。 

※ WRO(World Robot Olympiad) :自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト。

寿司ロボットメーカーに内定

就職活動はロボットに携わっている企業をメインに行いました。オリジナル寿司ロボットメーカーである鈴茂器工は、シャリを握るロボットという身近なものを繊細な動きや様々な機構と工夫で生み出している点にとても興味をもち、チャレンジ。メカ設計の職種で内定をいただきました。技術を磨き、誰も考えたことがないようなロボット開発に挑戦していきたいです。

2016年3月卒業生

幼い頃からコンピュータに興味を抱き
父と同じシステムエンジニアに

父の影響で情報系の道へ

父がシステムエンジニアだったので、幼い頃からコンピュータに興味があり、情報系に進みたいと迷わずに決めていました。基本的なプログラミングやゲーム製作等の知識をしっかり学びたかったので、情報系に強く施設が整っている神奈川工科大学の情報メディア学科に進みました。

メディア処理技術を学んだ実践的な授業

3年次のセミナーのサウンドの授業で、パソコン上で作曲したり、音響操作の方法等を学びました。頭の中にある音楽をパソコン上 に表現することは難しいですが、自分でとても気に入った曲が作れたことが嬉しかったです。またVOCALOID(ボーカロイド)という歌声を合成できるソ フトウェアを使いこなす基本も学ぶことができました。

勉強もプライベートも充実させたい

大学の合同企業説明会でIT企業のDTSに出会い、安定した経営基盤と教育・研修に力を入れている点に惹かれて挑戦し、SEと して内定をいただきました。今後は基本情報技術者試験などの資格取得の勉強やTOEICの勉強に力を入れたいと思います。プライベートではゲームを作り、 音楽が大好きなのでBGMのサウンドも自作してみたいです。

2015年3月卒業生

将来を考え、幅広い分野を学べる学科を選択

 小学校の理科の実験が楽しかったのと、知り合いに医師がいたので、漠然と医療系に興味を感じていました。応用バイオ科学科は、食品や環境、医療と様々な分野へ進路決定ができる点が魅力で進学しました。

最優秀賞の「自主テーマ実験」は、進路にも影響

 1年次から3年次まであった「自主テーマ実験」は、テーマの決定から発表まで少人数のグループで行います。1年次に生薬を使って大腸菌 の抗菌試験の実験を行い、最優秀賞を受賞。プレゼンテーションで皆に伝える難しさはありましたが、同時に楽しさを味わいました。それが製薬会社のMRをめざそうと思ったきっかけだったように感じています。

※MR(Medical Representatives):医薬情報担当者。病院や診療所を訪問し、医師に面会して自社製品を中心に情報提供を行ったり、情報収集を担当する。

MRになりたい! それ1本に絞った就職活動

 家族が緑内障になり自分なりに調べていくと、医療用点眼薬を使い続けなければならず、さらに調べると胃腸薬で有名なわかもと製薬でも医療用点眼薬を扱っていることを知りました。学内で行われた合同企業説明会で話を聞くことができ、医療情報の提供などを行うMRの説明を詳しく受け、「MR になりたい!」とめざして内定をいただきました。海外にも事業所があるので、機会があれば行ってみたいです。

2013年3月卒業生

知らないことが分かっていく満足感がたまらない

 化学や自然科学に興味があり、工業高校の環境化学科へ進学。知らないことが分かっていく化学のプロセスがとても楽しいので、 将来は化学の研究者になりたいと思いました。神奈川工科大学のオープンキャンパスに行って、きれいで環境が整っているのを確認。女性専用のフロアがある点 もとても気に入って、応用化学科へ進学しました。

積極的に動き、楽しみながら実験に没頭できた

 学部の1年次から大学院への進学を考えていました。さらに大学院の学費が全額免除の特待生※になれたので、迷わず決めまし た。4年次に初めて学会で発表し、その後、何度も学会発表や国際学会へ出席し、自分では考えもしなかった手法やアプローチ法を示されることもあり、新鮮で 非常に勉強になりました。また、何事に関しても肩の力を抜いて「楽しんでやる」ことを意識するように。それが発見につながったりもします。
※特待生制度:学部1~3年次の学内成績において上位であった学生は、本学大学院進学時に学費の免除を受けることができる制度。

自分が関わったモノを世に出し、社会貢献したい

 大学院後期課程への進学も考えていたので、研究職の採用がある企業だけを選んで就職活動を行い、防腐剤や防かび剤、医薬品など、興味のある分野を扱っている化学品メーカーのパーマケム・アジアに内定しました。

先輩たちのキャリアストーリー

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